【海外SEM成功事例】AdwordsでCV獲得を3ヶ月で597%増加できた理由

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海外でのSEM成功事例をご紹介しましょう。

とある動画配信系サービスの海外SEMプロモーションを担当することになったのが4月でした。そこから6月末までの3ヶ月間でCV数(サービス申込みがコンバージョンポイント)を597%増加させることに成功しました。今回は自分自身の備忘録も兼ねて結構マニアックなSEMの施策内容を書いていきたいと思います。

SEMプロモーション案件の概要

動画配信系サービスの申込み獲得プロモーションでした。

配信エリアは欧米。特にアメリカとEU各国が中心となりました。キーワード、TD共に言語は英語です。

当時の月間獲得CV数は200件〜500件程度。私が引き継いだ直前の2017年3月は約200件のCV数でアカウントはそんなによい状況ではありませんでした。


3ヶ月での成果数推移

4月からテコ入れを開始しました。4月は月間約400件のCV獲得に成功。約200%の増加率です。5月は約800件でさらにその約200%増加に成功しまして、6月は約1200件でした。さすがにずっと倍々ゲームでCVを増やすことはできませんでしたが、CV獲得数としては1年以上のプロモーション期間で1番良い結果となりCPAも最安値を記録しました。以下、どのようにCV数アップをしたか説明していきます。海外系リス男・リス女の方は必見です!


hagakure化

まず引き継いだばかりのときに目についたのはアカウントの構造の悪さでした。とにかくキャンペーンが多い多い。。細くキーワードの種類ごとに10を超えるキャンペーンが存在していました。インプレッションシェアを見ると案の定3割以上の予算損出が出ていました。キャンペーンごとでキーワードのコンフリクトも起こっている可能性もありました。

まずはアカウント構造をリストラクチャリングするところから初めてしっかり適切なキーワードで適切な広告が出て、予算フルフルまで広告露出(表示回数)が出るようにしました。

アカウント内のキャンペーンは4つに集約しました。
・ブランド系
・ブランド系のRLSA
・その他ワード
・その他ワードのRLSA

RLSA(Remarketing List Search Ad)についてはこのあと説明しますが、キャンペーン数は半分以下に減らしました。hagakure化の考え方に基づけば本来、ブランドもその他ワードも1つの「SEARCH」キャンペーンに集約すべきですが、今回はブランド系のCV獲得数が非常に暴れやすかったことなどの理由で泣く泣く4キャンペーンの構成を取りました。

結果、インプレッションシェアの損失は0%に改善。表示回数は爆増してクリックもそれに伴い上昇しました。


RLSA(Remarketing List Search Ad)

引き継ぎ前まではRLSAが導入されていませんでした。動画サービスみたいな検討期間があるサービスではRLSAが効果的です。一度サイトに訪れたユーザーが再度検索したときにより目立つ位置で広告表示できることはユーザーに対しても新設な導線設計です。

RLSAキャンペーンのCV獲得数は非RLSAと比較して300%以上となり効果が出ました。



徹底的な自動化

ブランド系キーワードは暴やすく多少の懸念はありましたが、思い切って入札はCPA戦略目標単価で統一、Googleのオプティマイズ技術を信用することにしました。これが大成功。最初2週間くらいのデータ収集フェーズ&弊社調整フェーズではCPAが暴れてCPA入札導入前よりも結果的にCPAが高騰してしまいましたが、そこから先は導入前のCPAより悪化することはほとんどありませんでした。月単位の結果を見ればあきらかです。最初の1ヶ月目の結果が好調だったため、初月で予算を3倍まで増やしてもらいましたが、2ヶ月目、3ヶ月目は同じ予算でCV数を爆増することに成功できました。

TDはもちろんのごとくキーワード挿入機能を導入して誘導効率を重視しました。

また、サイト内に動画コンテンツにまつわるいろいろなキーワードも多数存在していたり、詳細ページなんかも充実していたのでDSA/動的検索広告(Dynamic Search Ad)も導入しました。こいつも効果を発揮しました。登録しきれないような超ロングテールワードや新規で検索されはじめたワードなどなど、人間の手作業では到底なしえないキーワードに対して広告表示をしてくれていました。

結論、これからGoogleAdwordsの自動化ツールは積極的に使っていこうという方針になっています。


まとめ

顧客情報の兼ね合いで数字はぼかしていますが、CV増加率はほぼ正確です。

今回学びになったのは、
・日本だけでなく、海外(英語)SEMでもhagakure化が効果を発揮するということ
・GoogleAdwordsの自動化ツールがCV最大化、CPA削減に効果的に寄与すること
の2点でした。上記を実施するとリスティング運用工数も激減して分析に時間を回せやすくなりますので正のスパイラルでアカウントはどんどん良くなります。ぜひ、海外系リス男・リス女の皆様の参考になれば幸いです。

マイクロアド田中でした!

2017年以降ベトナムで日系企業のECサイトが激増してきそう【ベトナムマーケティングで売上UP】

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ベトナムのインターネット広告のおはなしでも何度もお話してきた内容なのですが、今ベトナムではインターネットを活用した商品販売がとても注目されています。特にECは新しいサイトがバンバン立ち上がり続けている状況です。

参考:【ベトナムで売上アップ!】知っておかないといけない新時代のベトナム人消費者行動
参考:2016年のベトナムのEC市場規模は40億USD


今までのベトナムのマーケットの中心はホーチミンでしたが、今僕はハノイでECサイトを作って商品を販売しようとしている日系企業さんの相談をいくつかいただいています。あまり詳しくはお話できませんが、日本でも結構名のしれた大企業さんのECが2017年年内ないしは2018年にかけて立ち上がっていくはずです。

それほどベトナムマーケットの潜在的な魅力は大きいです。

びわが1キロ2万円で売れる市場

2週間ほど前からハノイ市やホーチミン市の輸入青果店などで日本のビワが1kg当たり400万VND(約1万9700円)ほどで販売され始め、富裕層の人気を集めている。

 ホーチミン市在住の女性はかつて留学していた日本でビワを食べ、その鮮やかなオレンジ色や甘くも清涼感のある味が気に入り、市内で販売している店を見かけるとすぐに注文予約した。価格は1箱12個入り(500g程度)で200万VND(約9850円)。

 友人にビワの話を聞いて試しに1箱買ったという女性は「見た目はアカタネノキの実によく似ていますが香りも味も全く違い、熟れると皮もとても剥きやすいんですね」と物珍しそう。

 ハノイ市で輸入青果を取り扱う小売店の店主は、ビワが入荷したのは2週間ほど前だが売れ行きが好調で、1度に10~20箱仕入れてもすぐに品切れになるという。

 一方で海外のオンラインストアでは、ビワは1パウンド(約450g)あたり17.5USD(約1943円)で販売さており、セール品だと7.5USD(約833円)ほど、種も1袋20~25粒で販売されている。

 またベトナムのビワは地域によって1kgあたり4万~8万VND(約197~394円)で、いずれも安価だ。ベトナムのビワは赤色とオレンジ色の2種類あるが、酸っぱいため砂糖漬けにするのが一般的。

 ビワは中国南部が原産で、日本に持ち込まれてから現在では日本国内の広域に分布し、旬は3月末から6月。ビワの実は目や糖尿病、神経系の病気予防に良いとされているほか、葉は民間医療薬にも使われる。

ベトナムのビジネス情報を発信しているViet-Joの記事「日本のビワがベトナム上陸、価格は1kg400万VND」を引用させていただきました。

日本のびわがベトナムでは大人気で富裕層を中心に飛ぶように売れています。しかも1キロあたり2万円!日本では考えられないような金額ですが、売れているのです。2016年2月には日本の干し柿が1パック1万5千円で売れまくっていました。


絶対売れないと言われるモノが売れる時代

日本人の多くの人に共通する残念な考え方に「絶対〇〇できない」という固定観念があります。過去の成功・失敗や歴史的な流れから考えていると思いますが、これは海外でビジネスする上で時に危険な考え方になります。海外は日本とは違う市場環境で成長しています。ですので、日本の”当たり前”を持ち込むと失敗してしまうこともあるのです。

生鮮食品についても同じ事が言えます。ほんの1、2年前まで「日本の生鮮食品なんてベトナムで売れるわけがない、空輸してきて鮮度は落ちるし、関税がかかって高く付くので日本の倍以上の価格になるとベトナム人は買わないだろう!」日本人のベテランのビジネスマンが口を揃えてこう言っていました。ところが、どっこい。蓋を開けてみれば売れないどころか、在庫確保が難しいほどバカ売れしてしまったのです。
前置きが長くなりましたが、そのような固定観念は捨てて勝負する時がきています。生鮮食品であろうが、売れる市場ができ始めているのです。韓国や中国(まあ、中国食品は怪しいで有名ですが)どんどんベトナム市場に参入してシェアを拡大しつつあります。

やはり、日本人の僕としてはベトナムでは日本の企業や生産者に大きく成功して欲しいです!

今のベトナムでのマーケティング戦略はまずははじめてみる事が吉です。ECサイト1本とプロモーションに500万円くらいを突っ込んでとにかく1年間やってみてください。芽が出れば広告投資を増やして一気にシェアを獲得してダメだったら畳む。それくらいの思い切りと行動力が今現在のベトナム国内での販売系ビジネス成功の道です。今日は「2017年以降ベトナムで日系企業のECサイトが激増してきそう【ベトナムマーケティングで売上UP】」というお話でした!

ベトナムでの売上げアップ・認知度アップのことなら、
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マイクロアドベトナム 田中

【ベトナムで売上アップ!】知っておかないといけない新時代のベトナム人消費者行動

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ベトナム人の消費行動は大きな変化の時代を迎えました。今までは店舗に商品を並べ、TVCMで商品やサービスをプロモーションするだけでベトナムでモノやサービスを売ることはできました。

しかし、2010年代くらいからいわゆるマスマーケティングでモノやサービスを売るのが難しい時代になってきています。

消費者の環境が大きく変わった

その背景には何度かこのブログでも解説してきましたが、ベトナム人のインターネット利用者の爆発的な増加が影響しています。

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Vietnam internet user’s behavior 2016


毎年ものすごい勢いで伸び続けるベトナム国内のインターネット利用者数。この背景にはスマートフォンの利用者数の増加が大きく影響していると言えましょう。

インターネット利用者が増加すると消費者の行動が変わります。前述したとおり、単純にお店の店頭のわかりやすいところに商品を並べたり、ポップやポスターで訴求して、TVCMを打つというような伝統的なマーケティングの通り一遍等では顧客の心を掴みづらくなってきているのです。(リアルの広告マーケティングも効果がなくなったわけではありません)。

新時代のベトナム国内マーケティング

ベトナム国内でのマーケティングを語る上でインターネットの話題は切っても切り離せません。ではどのようにインターネットを活用してベトナム国内の一般消費者とつながりを持って商品・サービスの魅力を伝えていけば良いのでしょうか?

まずは、どのようなインターネット広告チャンネルがあるのかをご紹介していきます。


Facebook

ベトナムでのFacebookユーザー数は推計3500万人と言われています。ベトナム国内の人口が9444万人ほどですので全人口の37%がFacebookを利用している計算になります。それも若年層が多いベトナムですので、毎年数十万〜数百万単位でFacebookユーザーが増えています。日本国内でのFacebookユーザー数は2700万人と言われていますから、ベトナムでのFacebook利用がどれほど活発か、おわかりになるかと思います。

Google

ベトナム国内のインターネットユーザーの95%はGoogle検索を使うと言われています。それゆえ、キーワード検索数もかなり多いです。検索キーワードに対して、広告を表示したり(リスティング広告)、Googleのランキングを上位にしておく施策をほどこしておくことがインターネットマーケティングを通りて売上をアップしたり、認知度を向上させるためのキーポイントです。

またベトナム国内でローンチされたCoc Cocという検索エンジンもありこちらは17万人ほどのユーザーが利用しています。そこまでボリュームが大きいわけではないですが、検索を100%抑えたい場合は導入しておくと良いです。

ベトナム国内のメディア

国内にしかないメディアが多数あるのもベトナムマーケットの特徴です。例えば日本でいうところのLINEにあたるZaloというアプリですとか、音楽が無料で聞けるZingというメディアは若者を中心に人気が高く、毎月数千万人のユーザーが訪れています。Zaloで3000万人のユーザー、ZingMP3には月間4200万人のユーザー利用があります。ほかにもベトナム国内の大きなメディアは多数あります。そして、ほとんどのメディアにバナー広告や動画広告を出稿することが可能です。どういったメディアがあり、どういう属性で、どのくらいの利用者がいるのかを把握しておくと、どのメディアに広告を配信すべきか判断しやすいですね。

ベトナムネットマーケティング成功パターン

僕は数多くのベトナム国内でのネットマーケティングの成功事例を見てきました。業種・業態によって厳密にはどのようなチャネルを選んでどう広告を打つのかは違ってくるのですが、大半のマーケティングを成功するために取り入れなければならない王道があります。それが、前述したFacebookとGoogleです。これらのツールを活用することでインターネット上のマス的な部分と広告の費用対効果が高い部分を抑えることができます。

例えば、よくあるパターンですが、Facebookにバナー広告や動画広告を出稿します。いままでその会社の名前や新商品の存在すらしらなかったユーザーにはじめて接触して認知してもらうのです。そのあとはリターゲティングという広告手法を使い、一度自社サイトへ訪れたユーザーに魅力的なバナーや動画を見せます。そして、ユーザーが商品やサービスを利用したいシーンになったら検索します。そのとき企業名、商品名を覚えておいてくれれば非常に安価に検索から売上をあげることができます。そうでなくても一般的なキーワードで検索した場合に判断基準になるのが、企業名やブランド名を知っているかどうか?なので検索結果に自社サイトが掲載されていればユーザーに選んでもらいやすくなるということでFacebookマーケティング+検索エンジンマーケティングのセットがベトナムでのネットマーケティングの王道プランなのです。この2つのセットでまずは外しません。


今日は「【ベトナムで売上アップ!】知っておかないといけない新時代のベトナム人消費者行動」というお話でした!
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Facebookマーケティングのベトナムでの破壊力。

ベトナムでインターネットを活用して、自社ブランドの認知度アップをしたり、商品を販売して売上げアップしたいなどの課題を持っている企業さんは実は結構たくさんいます。しかし、WEBで何ができるのかよくわかっておらず「WEBは全然活用できてないです」というお声もたくさんいただきます。


そんな時に僕がまずオススメしているのが、Facebookを活用したマーケティングです。ベトナム国内ではとにかくFacebookを使うことでなにかしらの反響を得られる可能性が飛躍的にあがります。

ベトナムのFacebookユーザー

ベトナムのFacebookの利用者数をご存知でしょうか?と、その前に日本のFacebookユーザーの数を確認しましょう。昨年2016年現在で2,700万人です。

一方ベトナムのFacebook利用者数は3,500万人。日本と比較し、人口が3,000万人少ないベトナムで、すでに日本よりも800万人も多い結果となっています。しかもベトナムではまだまだインターネットユーザー数の増加、若年層のインターネット参加などを背景にこれからもFacebook利用者が増えるでしょう。ベトナム国内ではFacebookはなくてはならないメディアの地位になりつつあります。

しかも、ベトナム人はテレビよりFacebookに多くの時間を費やすというデータもあります。

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出展:VN_DigitalAssessment2016

Faecbookでどうやって広告やマーケティングを活用してベトナム市場を攻略するかを早い段階からノウハウを蓄積できればベトナム市場でのビジネス成功を一気に加速できそうですね。


Facebookでできること

Facebookはユーザー同士が交流を図るメディアです。ユーザーとは一般ユーザーだけでなく、企業アカウントと一般ユーザーとの交流も意味します。ですので、まず大事なのは企業アカウントと企業ページを準備することです。「Facebookファンページ」と呼ばれる企業紹介ページを作るのは難しくなく、担当者が少し勉強して製作することも可能ですし、我々のようなWEB企業に依頼しても、ホームページを作成する5分の1くらいの価格で実現できます。

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弊社のクライアントの留学サポート会社のFacebookファンページです。
・企業ロゴと名前
・サービスを創造できるビジュアルイメージとキャッチコピー
・問合せ先
・住所
・電話番号
・WEBサイトURL

などなど、ユーザーが知りたい情報や会社のイメージを印象づける情報をしっかり準備しておくことが大切です。

Facebookでは広告も打てます。

Facebook広告という言葉を聞いたことがありますか?

タイムライン上や右側にバナーとテキスト。時には動画などを効果的につかって広告を出稿することができるのです。

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イメージ的にはこんな感じでピンクで着色してある部分がFacebook広告枠になります。Facebookの最大の特徴はユーザーが自分の情報を正確にFacebookにインプットしていることです。そのデータをFacebookは活用できるシステムを持っているので、例えば、
・「ホーチミン市とハノイ市に住む30代男性ターゲットにだけ広告配信をしたい」
・「車とバイクに興味がある20代以上の男女に広告配信をしたい」
などのターゲットを絞り込んだ広告配信ができます。

まとめ

Facebookは3,500万人というマスに向けたダイナミックなメディアですが、ターゲットは絞込みが可能で効果的にアプローチできる広告配信の仕組みを持っているメディアです。広告配信の金額は数百ドルからはじめることができます。効果がでれば広告投資を増やして、一切反響がなければすぐにやめることもできます。こんな背景があり僕はFacebookを活用したベトナムでのマーケティング活動をオススメしています。

何かあれば、いつでもご相談ください!

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shoichiro_tanaka@microad.vn
マイクロアドベトナム 田中

2016年のベトナムのEC市場規模は40億USD

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ベトナムではEC(電子商取引)の利用が非常に活発になってきています。

2016年は昨対比で135%の成長をしました。これは日本のEC市場の成長率の2.5倍にあたります。急速にベトナムのEC市場は成長しています。

ちなみに現在のベトナムEC市場は40億USDです。日本円換算で4600億円規模です。日本のEC市場が約14兆円と言われているので、30分の1ではありますが、成長率が非常に高いので今後数年で爆発的に大きくなる可能性は高いです。

というのもベトナムの人口ピラミッドは逆三角形になっているのでECを使うユーザー数が年々増加傾向にありますし、人口も現在9000万人です。さらにGDPも年々増加傾向にあり、経済全体としての成長率も6〜7%と非常に高い水準をキープしています。となると、一般消費がうなぎのぼりになるのはほぼ確実です。このような背景でベトナムのECにはビジネスチャンスが多く眠っているのです。


EC市場のプレーヤー

ベトナムにはすでに大きなECモールがいくつかあります。
代表格は、LazadaZaloraSendoVatgia、などがあげられます。

良く聞かれますが、Amazonはベトナムには参入してきていません。

日本でもそうでしたが、なんでも買えるECモールが整って電子商取引の文化ができあがったら次は専門店の時代になります。日本ではECモールとしてAmazon、楽天市場が人気になったあと、ファッション専門のZOZOTOWNが大成功を収めたりしました。さらに最近ではメルカリなどのフリマ系のプラットフォームが盛り上がっていますね。

ですので、ベトナムでも同じような流れで次世代は特定の商品やカテゴリーを扱ったECサイトが盛り上がってくると思います。特に若い人が多い国ですから、ファッション、育児関連、電化製品、エンターテイメント関連などのECは火がつくとあっという間に大きなサービスにスケールしそうです。


日系企業も注目するベトナムEC

私も何件かECを新規に実施したいお客様から相談をもらうことが増えてきました。

日系企業でベトナム市場向けにECビジネスをする企業も徐々に現れはじめると思います。ただ、ベトナムのEC参入時にはECのライセンス取得や商品ごとのライセンス取得など、少しわずらわしい法律面の課題をクリアしないといけません。

そのあたりでお困りのことがあれば、アドバイスできます!

今日はベトナムのECビジネスについてご紹介でした。

TVCM vs WEBビデオ広告 ベトナムで広告出稿したらどうなるのか?

最近、マーケティングの世界では動画が注目されてきています。

FacebookやInstagramで動画広告のフォーマットが導入されたり、ファンページから動画つきの投稿がされたり、直近ではLIVE機能もつきましたね。

通信インフラやモバイルデバイスの進化と普及を経て、ユーザーが動画を観やすい環境が整ったことが背景にあります。

動画広告の配信先としてまっさきに出てくるのがYoutubeです。

日本にもUUUM(ウーム)を筆頭にYoutuberを集めたユーチューバーを囲う事務所が存在しています。

事務所があるということはユーチューバーが企業のマーケティングをサポートしている証拠です。

またYoutube動画内でもTVCMのような一定時間でプロモーション動画を配信できます。これを観た企業のマーケティング担当者の方はこう思うのではないでしょうか?

「テレビCMとウェブ動画広告ってどっちが安いの?」

ウェブ動画広告はテレビCMの5分の1の費用で配信できる

日本の詳しい事情はわかりませんが、ベトナムの話ですと、価格は圧倒的にウェブ動画広告が安いです。

弊社で調査した結果、ベトナムでのテレビCMは認知度50%を達成するために5万ドル(約575万円)かかります。

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※1000GRPを基準としました。

同じ効果をWEBで達成するために弊社が立てたシミュレーションがこちら!

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※1000GRPを基準としました。

認知度50%を達成するためには約1万2千ドル(約138万円)です。テレビの約5分の1の価格でプロモーション動画を視聴者へ届けることができるのです。

ただし、テレビはテレビでインパクトがあります。”全国ネットで流れたCMの会社”というインパクトは”Youtubeで50万人に観られたCMの会社”にはイメージ的には負けるかもしれません。

むずかしいところではありますが、TVCMを流すほど予算は取れないけど、試験的にプロモーション動画を作って効果を測りたいという場合にはウェブ動画広告は安価にできて全部数字が計測できるのでオススメです。

今日は、「TVCM vs WEBビデオ広告 ベトナムで広告出稿したらどうなるのか?」というタイトルで書いてみました!ではまた次回をお楽しみに〜!

ベトナム人富裕層の購買意欲はハンパない

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ちょっと長めにViet-Joさんのニュースを引用します。

シンガポールのニュースサイト「ディールストリートアジア(DealStreetAsia)」によると、中古車をオンラインで取引するプラットフォームを開発した地場ベンチャー企業のカラモ(Caramo)が、このほど個人投資家から出資を受けたという。

 カラモに出資したのは、インターネット上で求職求人情報サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(東京都新宿区)傘下のナビゴスグループ(ホーチミン市)が運営するベトナム最大の求職求人サイト「ベトナムワークス」創設者のジョナ・レビー氏。出資額は明らかにされていない。

 この中古車取引プラットフォームでは、中古車の販売者は無料で登録することができ、売買が成約した場合に販売者から手数料を得ることで収益を上げるというビジネスモデル。ただし、プラットフォーム上で取引される中古車は、カラモの定める240項目の検査基準を満たさなければならない。

 カラモの創業者兼最高経営責任者(CEO)のチャン・マイン・コン氏によると、ベトナムの中古車市場の規模は推定で30億USD(約3400億円)に上るという。また、ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、2016年における新車販売台数は前年比+24%増の30万4427台だったが、中古車の販売台数はその3倍に達したという。


ついに車取引の大型メディアが出てきましたね。

ベトナムの車取引は3000億円市場

記事内にも書かれているとおり、今ベトナムでは自動車が飛ぶようにうれています。新車販売台数が前年比+24%って、間違ってるんじゃないかと思うほど大きい数字ですが、肌感覚としてこれくらいか、それ以上なんじゃないかと思います。

ベトナムローカルの取引ではVAT(消費税)を脱税するために裏で売買することがあるので市場規模データが実態より少なめになることがあります。

ですので、市場規模が3400億円以上ということはあってもそれ以下ということはないでしょう。ハノイでも道路をみれば一目瞭然で車の台数が増えました。2013年からハノイをみてきましたが、ここ4年で1.5倍〜2倍くらい道行く車の数が増えたように思います。

富裕層の購買力が強いベトナム

その原動力となっているのがベトナム人富裕層の存在です。IMFによる予測数値では2016年ベトナムのひとりあたりのGDPは5000万ドン($2500)くらいです。
ベトナムの一人当たりのGDPの推移

一般論ではありますが、個人の車購入が増えるラインがひとりあたりのGDP$2000ドル以上といわれていますのでベトナムが車販売が伸びているのは統計学に裏打ちされた現象です。

特にベトナムでは貧富の格差が日本以上に大きいので、ホーチミン、ハノイの2大都市に住んでいる富裕層が高級車をはじめとして車購入に積極的なイメージです。

ですので、今回の中古車取引プラットフォームは大儲けするんではないかな。と個人的に注目しています。ポイントは「プラットフォーム上で取引される中古車は、カラモの定める240項目の検査基準を満たさなければならない。」これがどの程度徹底されて信頼を勝ち取るかですね。

中途半端だったらすぐ廃れると思います。ベトナムで買う中古のものほど信頼できないものはありませんからね。知り合いの方が中古で買ったバイクはカブだったんですが、スズキのマークがデカデカと入っていました。スズキのカブって・・・・。それはホンダの商品でしょw そんなこともあり、ベトナム人は多少根が張ったとしても正規代理店から新車を購入します。

逆にそういう市場なので、日系の自動車メーカーには大きなチャンスがあります。

目標の330%超えの新車プロモーション

以前、僕の会社でお手伝いした自動車メーカーさんのWEB施策の話。

車って、いきなりWEBみて、CMみて、雑誌見て購入・・・しないですよね?

車を売るのにはコツがあるんです。それは魅力を小出しに伝えって試乗につなげて乗り心地の良さとか車のかっこよさ、ステータスを理解してもらって購入につなげるのです。一度、ご来店いただいていたらそのあとのコミュニケーションも簡単ですしね。

弊社のデジタルプロモーションはリアルとつなげた施策もできます。

WEBで車の魅力を伝えて、試乗申込みまでしてもらったんんです。するとすごいことに申込みが当初の予想の3倍以上きて、その新車は飛ぶように売れていきました。WEBを利用して売上げをガツッと上げた成功事例となりました

ベトナム人富裕層の購買意欲のすごさ、わかっていただけたでしょうか。

きっとこれからベトナムは今まで売れなかった価格帯の商品が売れる時代に突入するんだと思います。 面白い時代に入ってきました!

インターネット広告費がついに史上初の10%超え?【ベトナム】

日本では総広告費のうちのインターネット広告(デジタル広告)がはじめて20%を超えて話題になりました。

参考:「2016年 日本の広告費」解説―拡大するインターネット広告と堅調なテレビメディアで5年連続のプラス成長

日本ではデジタル広告を導入してない企業の方がめずらしいくらいになってきましたが、それでも年間110%以上の高い成長率を維持しています。デジタル広告の費用対効果の良さや効果が世の中に浸透しはじめているんだなーと、デジタルマーケターの僕としてはうれしい限りです。

ベトナムではどうなの?

では、ベトナムの国内では企業はどのような広告にお金を払っているのでしょうか?電通さんがデータをまとめていたので紹介します。

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日本と同じくでテレビが強いです。2016年では総広告費の88.70%がテレビCMをはじめとする広告費だったそうです。

デジタルは7.70%でした。

でも、デジタル広告の伸び率に注目です。2015年は7%だったことを踏まえると、たった1年で110%も成長しているのです。

さらに電通さんのデータでは2017年のデジタル広告費のシェアが10.8%となっており、成長はさらに加速する見込みとなっています。

急速なデジタルシフト

ベトナムではこの2〜3年で急速にデジタルシフトが進みました。

スマホの普及が原動力になって、今までインターネットに接触してこなかった層がインターネットをみ始めました。

そのグラフがこちら↓

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2004年には500万人いなかった、ベトナム国内のインターネットユーザーが2015年には約4500万人となり、現在2017年の最新情報では4500万人を突破したと言われています。

人口比率でいうとベトナム国民の半分以上がインターネットを使っている計算です。とくにベトナムではFacebookやYoutubeなどにユーザーが集中する傾向があり、閲覧時間や頻度も非常に高くなっています。

ホワイトカラー系の仕事をしているベトナム人は仕事のあいまに何回もFacebookを開いていたりします。ですので、すでにFacebookやYoutubeの広告がTVCMに匹敵するくらい強いマスメディアになりつつあるんです。

それに気が付き始めた鋭いアンテナの企業ががっつりTVCM費用をデジタル広告費用にシフトしはじめているのが現状です。

この流れは引き続き継続していきそうですね。

【リスティング広告掲載】ベトナムと日本の違いは?

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ベトナムでデジタルマーケティングを検討されている企業さまに選ばれているのがリスティング広告です。

数あるデジタルマーケティングの手法の中でも最も費用対効果が高いのがリスティング広告ですので最初に選ばれるのは当然かもしれません。

日本でリスティング広告を使ってきてベトナムでも活用しようとしているお客さまから聞かれるもっとも多い質問が、

”日本とベトナムでリスティング広告に違いはあるの?”

というお話です。


Google95%

日本のリスティング広告運用ではGoogleAdword、Yahoo!リスティングの2つで行うのが基本です。

日本の検索エンジンのシェアではほぼGoogleとYahoo!が拮抗しています。ですので両媒体へ広告出稿をしなければ大きな取り逃しが発生してしまいます。またユーザーの属性やデバイスによって仕様する検索エンジンが違うことがあるので、注意深く検索エンジンへの広告出稿を考えなければいけません。

一方ベトナムでは検索エンジンのシェアはほぼGoogleです。95%のWEBユーザーがGoogle検索を仕様すると言われています。人数にすると4000万人強です。

つまりベトナムでのリスティング広告掲載はGoogleだけ抑えておけばOKです。非常にシンプルな市場です。


クリック単価(CPC)は激安

リスティング広告の大きな特徴が広告がクリックされた時だけお金を支払うクリック単価(*以下、CPCと書きます)運用ができるという点です。

CPCが安ければ安いほど多くのユーザーを集客することができます。1クリック$1なら$1000の予算で1000クリックの誘導です。1クリックが$0.5なら$1000ドルで2000クリック誘導することができます。

CPCは広告掲載をするキーワードや運用方法で大きく変わってくるのですが、ベトナムの場合は全体的に激安でリスティング広告を配信することができます。

以前、保険のリスティング広告掲載をした場合どうなるのかシミュレーションを作成したことがありました。

参考:ベトナムでリスティング広告(SEM)で保険は売れるか?

記事中にはCPCの記述はしていなかったのですが、実はかなり大きな差がありました!

日本語の保険関連ワードの平均CPCは約$4。

一方ベトナム語の保険関連ワードの平均CPCは約$0.4でした。

驚くべきことに10分の1の価格でクリックを集めることができるのです。同じ予算を使って10倍のユーザーを集めることができるのです。

この傾向は他の業種でもあてはまります。今まで僕は20業種以上のデータを取得してきましたが、ことごとく日本より安いです。あくまで一般論的になりますが、大体目安で5分の1から10分の1の価格で広告出稿が可能です。

もしも、商品・サービスの利益額が日本とそこまで差がないのであればできるだけ早くベトナム市場でリスティング広告集客をはじめられることをオススメします。


クリック率が高い

リスティング広告で重要なのがユーザーに広告をクリックしてもらえる確率であるクリック率(*以下、CTRと書きます)です。

キーワードが検索される総量は限られています。CTRが低いとせっかく良いキーワードで広告掲載できていたとしても少しのユーザーにしかクリックしてもらえないです。逆にクリック率が高ければ高いほど狙ったキーワードで多くのユーザーを集めることができます=多くの成約や問合せが集められるのです!

ですから、日本のリスティング広告担当者はいかにクリック率をあげるかを日々研究してより魅力的な広告文の作成にチャレンジしています。

すごく乱暴な話。日本では大体、商品やブランド名を指名するキーワード以外のリスティング広告のクリック率は0.5%〜1%くらいが基準になってきます。その中で1.5%とか2%以上のクリック率が達成できると「クリック率いいね!」となります。

一方ベトナムでは。なんの工夫もしないで3%〜5%のクリック率が叩き出されます。日本の6倍〜10倍の誘導効率があるわけです。

なぜかというとユーザーの広告に対する意識の違いが関係しているようです。日本ではリスティング広告は一般の方にもなんとなく認知されていて”広告=良くない情報が混ざってる、騙されるんじゃないか、売りつけられるんじゃないか”みたいなイメージがあります。しかしながらベトナムでは広告でもその下の自然検索と言われる部分でもほぼ同じ認識でいるユーザーが多いです。インターネット広告が悪いものみたいなイメージはほとんどありません。

これはベトナムでインターネットユーザーが爆発的に短期間でひろまったことが影響していると思われます。

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ベトナムでは2004年ごろまで約400万人程度だったインターネットユーザーが2015年の段階で約4500万人まで増えました。人口普及率でいうと約50%です。

日本の場合はインターネットの1990年代から一定数が使ってきました。昔はインターネット上の犯罪リスクへの対策などがほとんどなかったために詐欺みたいなサイトの広告とか出会い系サイトみたいなサイトの広告が氾濫していました。そのため日本人ユーザーには”インターネットの広告はよくない”というイメージがついてしまったのです。

しかし、ベトナム人がGoogleを使いだした2004年にはすでにGoogleも広告掲載に対するポリシーをしっかりルール化していたため犯罪まがいの広告だったり、青少年に不健全な広告は除外された状態だったのです。

ですからベトナム人にとっては”インターネット広告はよくない”なんてイメージはまったくないんです。

説明が長くなってしまいましたが、このような背景があってベトナム人はリスティング広告を良くクリックしてくれるのです。

日本より安価にユーザーが集めやすいリスティング広告を活用しない手はないですね!


【リスティング広告掲載】ベトナムと日本の違いまとめ

・Googleで95%のユーザーをカバーできる!
・広告コストは日本の10分の1くらいのことがある!
・ベトナム人ユーザーのリスティング広告へのイメージは良い!

ではまた〜!

3月8日は国際女性の日デー

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国際女性デー

日本ではあまり馴染みがありませんが、ベトナムでは「女性の日」を盛大に(?)祝う文化があります。
この日は会社でも花束やケーキをプレゼントするのなどのイベントを企画する企業がほとんどですね。それほど重要です!

弊社では今年、ケーキを振る舞いました。ベトナムのケーキはお世辞にもあまり美味しいとはいえないモノが多いのですが、このFresh Gardenのケーキは結構クオリティが高かったです。
サプライズでケーキを購入しましたが、女性陣は大喜びでした

こういうイベントの写真はFacebookページでシェアすると、社内メンバーのロイヤリティが高まります。また、求職者がFacebookページをチェックしたときに好感を持ってくれるので採用にも効果◎です!

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もし、女性の日になにも企画がないと、冗談抜きで女性社員のモチベーションはさがるでしょう。下手したら会社を辞めます。
それくらい女性の日が重要視されているベトナム。驚くべきことに女性の日が年に2回あります。笑

3月8日が「国際女性デー」、10月20日が「ベトナム女性の日」です。
2回ともしっかりお祝いしてあげましょう!

ちなみにベトナム人の彼女がいる方もこの日はちゃんと準備してあげてくださいね。


女性がバリバリ活躍するベトナム

余談ですが、ベトナムでは女性の方が男性より仕事ができるケースが少なくありません。
弊社でも1月のMVPは20代前半の女性で営業成績は目標達成率が約300%でした(!)
しかも、ベトナム全国で社員の3分の2に当たるメンバーは女性です。ハノイのトップも女性。

弊社特有かと思うかもしれませんが、他社さんでも同じ傾向があるらしく、ある日系企業では
数十名規模のオフィスにもかかわらず、男性がひとりもいない。なんてこともあるくらいです。

おそるべし、ベトナム。男性の僕としては笑って過ごせない話です・・・。笑