ベトナムのWEBマーケットをおさらいしよう
ベトナムでWEBマーケティングするときに抑えておかなければならないのが、インターネット利用状況です。今日はベトナムの現状を最新データでお届けします!
9395万人の2人に1人がネット利用
ベトナム人の人口は2017年現在で9395万人です。そのうちのインターネット利用率が50%ですので、4730万人がWEBを閲覧しているという計算になります。人口、インターネット利用率はともに毎年増加(上昇)傾向にありますので、今後5年から10年くらい先まではさらに利用者数が増えていくと考えてよさそうです。
3500万人がソーシャルメディアを利用
ベトナム人の3人に1人以上にあたる3500万人がなんらかのソーシャルメディアを使っています。つまりマスマーケティングをしたい場合、ベトナムではソーシャル向けの広告が効果を発揮するするということです。
一番最近どの端末に触った?
「一番最近どの端末に触った?」という質問に対して、ベトナム人の回答は下記のとおりになっています。
・スマートフォン端末(55%)
・デスクトップ端末(46%)
・タブレット(12%)
日本と同じですが、すでにスマートフォンの利用率がデスクトップの利用率を越えている実態が伺えます。ときどきベトナムのWEB利用実態は日本と比べて遅れているだろう、と認識されている方がいますが、デバイス別の利用実態のデータでは日本と同じかそれ以上になりそうな予感さえ感じます。
スマートフォンの利用者数はまだまだ増えます。それはベトナム人の所得が増えることと、PCを購入するよりスマホを購入してウェブブラウジングした方が安くつくという背景があります。つまりベトナムではスマホファーストをどれだけ上手くやるかがマーケティング成功のカギになっているのです。
どんなWEBメディアをみているの?
ベトナム人が見ているWEBメディアは上記にまとめました。1位がCocCocこれ何?となるかもしれませんが、ベトナム語に対応した検索で人気のブラウザです。全体の25%のシェアを持っているので意外にあなどれないメディアです。
ついでGoogle、Facebook、Youtubeと続いていきます。この辺のメディアは万国共通で上がって来そうなメディアです。
特筆すべきは、
Webtretho.com、Zing.vn、Daikynguyenvn.com、Vnexpress.netなどのエンタメやニュースを取り扱う媒体です。こちらはアメリカ風なメディアフォーマットを使って広告枠もたくさん準備しています。枠の価格はメディアによって違いますが、ウィークリーでうん十万円くらいするので結構お高いです。しかし、マス向けのプロモーションでは威力絶大です。ときどき日系企業の商品やサービスも広告掲載されていたりしてうれしくなりますね。
今日は「ベトナムのWEBマーケットをおさらいしよう」という話でしたー!しんちゃおー!