リスティング広告の指標の見方をケーススタディで学ぼう
こんにちは!
リスティング広告(SEM)
WEBマーケティングとは切っても切りはなせないのが、リスティング広告です。
リスティング広告(SEM)とは検索エンジンのキーワードにあわせて広告を表示できます。たとえばお花屋さんがネットで花を売りたい場合は「お花 通販」と検索された時にだけ広告表示させる設定にして見込み客を効率的に集められるという仕組みです。
数あるネット広告のなかでも、最も費用対効果が高い広告手法です。
日本ではGoogleとYahoo!へのリスティング広告出稿がメインになるのが一般的です。
一方ベトナムのオンラインマーケティングでは、GoogleとCoC Cocへリスティング広告出稿するのが一般的になっています。Googleはベトナムでもっとも使われている検索エンジンです。9割以上のユーザーがGoogle検索をしています。
CoC Cocはベトナムの新興企業が開発したベトナム発のウェブブラウザー&検索エンジンでベトナム語検索に適しているので若者を中心に人気が高くなり始めています。全体のユーザーに占める利用者の割合は25%程度となります。
リスティング広告の指標
リスティング広告を運用していくためにはネット広告で使われる指標を知らなければなりません。今日は実際の事例をみながらリスティング広告の指標について学んでいきましょう。
百聞は一見にしかず!さっそくリスティング広告のデータを見てみましょう。
これは僕が調べたベトナム市場でどのくらい保険関連のキーワードでリスティング広告を出したらどうなるか?というシミュレーションデータです。
緑の帯の項目にリスティング広告の指標がついています。それぞれ意味を解説します。これだけ覚えておけば、リスティング広告のデータの意味が理解できると思います。
・Category:商品カテゴリです
・KEYWORDS:キーワードです。
・RANK:広告が掲載される順位予測です。
・IMPRESSIONS:広告が表示された回数です。
(広告表示だけではお金はかかりません)
・CLICK:クリック数。広告がクリックされる回数です。
(この時点で1クリックごとにお金がかかります)
・CTR:Crick Through Rateの略です。クリックされる確率です。
・CPC:Cost Per Clickの略です。1クリックあたりにかかるコストです。
・COST:広告にかかるコストです。クリック単価(CPC)×クリック数(CLICK)で算出されます。
・CVR:Conversion Rateの略です。コンバージョン=成果が発生する確率です。
・CV:Conversionの略です。コンバージョンとは「転換」という意味の英語です。
ユーザーのサイト閲覧がアクションに転換することを意味します。
例えば、問合せや商品購入をコンバージョンと呼びます。
今日は「リスティング広告の指標の見方をケーススタディで学ぼう」というお話でしたー!